2010年01月27日
VERA

とある場所へドライブ途中の山道を進んだところで見つけた、大きなパラボラアンテナのような物体を偶然発見。
門には、「国立天文台 石垣島観測局」の文字。
興味ありありで門を入ると、小さな建物に人影が見えたので、“見学してもいいですか~?”とたずねたら、快く案内して
くださった。
近づくと、さらに大きさに威圧されそうなその物体は、大きさ20mの電子望遠鏡だった。
ここはVERA石垣島観測局というらしく、日本には、ここ以外に、岩手・小笠原・鹿児島の3箇所にこの大きな電子望遠鏡が
あるそうだ。
その4箇所で同時に同じ星を観測したりすることで、最大2300mの望遠鏡で観測したのと同じ効果で観測ができるとのこと。
これで、壮大な宇宙の地図をつくろうという計画だそうで、なんともロマン・・・というか、壮大すぎて想像がつかない。
さて、遠く果てなく広がる宇宙の地図を観測しようなんてものなのだから、その観測力はといえば、かなり精巧!
事務所らしき建物の中には、精巧そうな機械のおいてある部屋に「基準周波数時刻標準装置」の張り紙。
天体を観測するために必要な受信器の基準周波数や正確な時刻を作るための装置だそうで、
時刻では、一億年に一秒しか狂わないほど!!また、GPSの時刻を利用し、観測局間の時刻差を数マイクロ秒に合わせて
観測できるということが書いてあった。
通常の観測では、遠くの星を観察しても、宇宙の揺らぎのせいで、その位置観測値がどうしてもずれやすくなるそうだが、
遥か遠くの果ての星の地図をつくろう!なんてものだから、その観測力は、相当、相~当精密にできている。
「月に置いた一円玉をチョンと横に動かしても、その位置移動が分かるくらいなんですよ~♪」って。
おぉぉっ!すごいっ! ・・・分かりやすい♪ 確かにデジカメも望遠機能使うと、ぶれやすくなるもんね。
ちなみにこの観測計画はVERA計画というらしく、VERAを日本語でいうと「天文広域精測望遠鏡」とな。
そんなこんな丁寧な説明を聞いているうちに、
「今は岩手のほうと同じ星を観測していて、このVERAも岩手のほうで操作しているんですけど、もうすぐ大きく動きますよ。」と。
まもなく、ウィーーーンと大きな望遠鏡が動き出した。
見学者全員、子供のように興奮!
あまりに壮大すぎるお話を丁寧にたくさん聞かせていただき、帰る頃には無邪気な子供のような気分だ。
お忙しい中、ご対応いただいた職員さま♪本当にありがとうございました!
それにしても、知らない世界で知らないものや賢人が活躍しているお話には胸躍らされます。
しかも、こんな身近で素晴らしいお話が聞けるなんて!
石垣島に来たら、宇宙に興味のある方もない方もこの石垣島観測局や石垣島天文台に寄ってみては?
ちなみに、私は、宇宙にまーったく興味のない子供時代を過ごし、高校の物理もだーっいキライでした、ハイ。
・・・今なら、面白く勉強できるかも!?
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